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犬の病気の基礎知識

犬のアイコン犬のアトピー・アレルギー・皮膚の病気

アトピー性皮膚炎、アレルギー病に苦しむ人が増えています。
室内で飼われる事に慣れた犬はハウスダストが原因と思われる皮膚炎が年々増加しています。
アレルギーを完治させるのはむずかしく、ゆっくりじっくり根気のいる治療が必要です。

 

アレルギーは抗原と抗体の反応によって起こります。
体には異物が外から侵入しようとするとこれを取りさろういう機構が備わっていて、これを免疫反応と言います。

体の中に異物が侵入したり接触してりすると、血管の中から白血球などの細胞などがその部分に集まって、異物を取り込んで処理をしようとします。(マクロファージ貪食細胞のはたらき)

 

また、血管の透明性が高くなって血液の液体成分が外に出て、腫れを起こし、異物の濃度を希釈しようとします。これを炎症反応と言います。
このような炎症反応の主役を担うのが、肥満細胞と呼ばれる細胞です。

肥満細胞はヒスタミンやセレトニン等のいろいろな種類の炎症を起こす物質をため込んでいる爆発のような細胞で、抗原抗体反応によってこれらの物質を一気に細胞の外へ放出し、これによって炎症が起こるのです。

通常はこういった異物排除の仕組みは防御反応であり、体にとっては必要不可欠な機能ですが、アレルギーを起す動物ではこれが必要以上に機能してしまい、 異物として認識しなくても良いものにまで過剰に反応し、体にとってかえって有害な反応となっているのです。
免疫過剰反応がおこりアレルギーという病気をつくります。

 

犬の皮膚炎を起こすアレルゲンの中でやっかいなのがハウスダストと呼ばれる家の埃で、ダニの死骸や排泄物、カビ、敷物や衣服の繊維、観葉植物などの粒子物質などの抗原となり得る非常に多くのものが含まれています。しかも個々の家のハウスダストには家独特なアレルゲンを含んでいます。

 

●犬の脂漏症

症状
皮膚がべとついたりかさついたりし、脂漏臭という強いにおいを発します。かゆみや脱毛もひどくなり、皮膚の乾燥によりふけが大量にでることも。
原因
内分泌障害やアレルギーや栄養不足、寄生虫、真菌感染などです

●犬の脱毛症

症状
季節の変わり目などにおこる生理てきなものと病的なものとがあります。
病的なものとしては部分的なものと体全体に及ぶ脱毛があり、皮膚の色が赤や黒に変色すると同時に悪臭やかゆみも伴います。内分泌が原因の脱毛ではかゆみを伴うことはあまりありません。
原因
病的な脱毛の原因は内分泌障害やアレルギー、寄生虫、細菌などによる感染症が主です。

●犬の膿皮症

症状
からだの免疫力が低下したり老犬になって皮膚の抵抗力がおちたときに発生しやすい。主に顔や脇、指の間、股の内側に発生しひどいかゆみを伴います。はじめは皮膚の表面に赤い小さな発疹が現れやがてそれが広がり中心部が黒くなります。 かゆみが強いので患部をなめたり引っかいたりし脱毛します。病状が悪化すると患部が膿をもち発熱を伴うこともあります。
原因
細菌感染によっておこります。慢性の皮膚病や栄養不足、強い薬物の過剰投与、免疫異常によることが多い。体質に合わないシャンプーが原因のこともあります。

●犬の毛包虫症

症状
生後4~9ヶ月の子犬に多い病気。口、目のまわりなどに赤みをおび脱毛します。 徐々に脱毛が広がり膿疱ができて皮膚がただれてきます。ひどくなると化膿してかゆみを伴います。
原因
毛包虫(ニキビダニ)の寄生が原因。ほとんどは子犬が母犬からの授乳中に感染します。老犬の発病もあり、その場合は抵抗力の低下やホルモンバランスの崩れによるものと考えられています。

●皮膚疥癬

症状
耳や顔、ひじ、かかとなどに発症します。患部は脱毛し、赤く膨らんできます。 激しいかゆみのため犬がひっかきフケとともにかさぶたが目立つようになります。放置しておくと全身に及んだり、人や他の動物に感染することもあるので注意が必要です。
原因
皮膚にセンコウヒゼンダニの寄生しておこります。

●犬の白癬

症状
皮膚の抵抗力が弱い犬に発症します。円形の脱毛と赤いはれが特徴。人間にも感染します。
原因
体力の低下などにより白癬菌(カビ)が感染しておこります。

●犬のノミアレルギー性皮膚炎

症状
耳の後ろ、背中や腰、肛門や陰部に多く、ごわごわしたかさぶたと脱毛が特徴。激しいかゆみも伴います。
原因
ノミの寄生が原因。アレルギー性のものと、刺し傷によるものとがあります。

●犬のアトピー性皮膚炎

症状
耳、腹部、陰部、腰部などの激しいかゆみ、発疹、脱毛。発熱、下痢、嘔吐が見られる場合もあります。
原因
肉、卵、添加物、穀物類など、特定の食物に体が過敏に反応するもの。

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